クレイユエモントローの大き目の白いスーピエールです。 スーピエールとは数人用のスープを取り分けるときに使う蓋付きの容器です。 最近は状態が良いものを見つけるのが難しくなってきましたが、 かなり良い状態の子に巡り合うことができました。 少し青みが掛かった白い肌や、 大きめなのにバランスの取れた形や、 蓋のアカンサスの葉模様のレリーフなど、 クレイユエモントローらしさが詰まったスーピエールです。 クレイユエモントローは、パリからみて北部に位置するクレイユ窯と南側に位置するモントロー窯が合併してできました。 パリのブルジョワジーに人気を得て当時のフランス製陶文化をけん引したそうです。 スーピエールは、スープを入れて取り分けるのももちろん素敵ですし、 家族があつまれば、フルーツポンチや白玉みかんでテーブルを楽しくするのもおすすめです。 また、当店のもう一つのおススメは、植物の鉢カバーや球根の水耕栽培用の鉢としての使い方です。 ポトスなどの観葉植物を入れたり、多肉植物の寄せ植えをしたり、 球根は近年、ミニチューリップやミニ水仙など、お部屋で鑑賞するのに最適な大きさや様々な花形のものが市販されていますので、 水苔などを敷いて芽出し球根をお部屋で育てられます。 このポット一つでお部屋の雰囲気が変わります。 手作業で作られ、時を経た貴重な器は、 お部屋をより居心地のよい場所にしてくれます。 自分を大切にするおうち時間をぜひ味わってみてください。 国　　：フランス　 年代　：1876-1884年 サイズ：高さ 約30cm,　蓋の直径 約26㎝ 状態　：目立つヒビ、欠けなく大変良い状態です。 　　　　本体の縁と、蓋の合口部分にほんの小さなチップや擦れ傷があります。画像にてご確認ください。 ＊アンティーク品購入時のご注意＊ 写真では判りづらい細かいキズなどがある場合がございますが、アンティークの味として可愛がって下されば幸いです。 なお、ピシェの場合は、水漏れチェックが必要な場合はお問合せください。 気になる点はお気軽にご質問下さい。