田中一村 　たなかいっそん 1908－1977　昭和時代の日本画家。 明治41年7月22日生まれ。昭和22年「白い花」が青竜社展で初入選。翌年川端竜子と意見を異にし、以後画壇をはなれる。33年鹿児島県奄美大島に移住、亜熱帯の自然を神秘的、官能的にえがいた。昭和52年9月11日死去。69歳。栃木県出身。東京美術学校(現東京芸大)中退。本名は孝。別号に米邨。作品に「アダンの木」など。 湯原かの子文/田中一村の絵画の世界 《はじめに》 昭和五十二年九月十一日のこと、奄美大島の寒村のあばら屋で、 看取る家族もなく、ひっそりと亡くなった日本画家がいた。田中一 村、六十九歳。幼い頃は神童と呼ばれ、長じては天才画家と仰がれたが、生来の気性の激しさから画壇と相容れず孤立した異端の画家である。一村は五十歳の年に長年住んだ千葉をあとに奄美に渡り、 以来、極貧の生活に耐え、全くの孤独のうちに亜熱帯の動植物を描 き続けたのだった。 使用状況：平成3年5月10日発行の新品です。色紙12枚全部揃っています。 表紙など保管状況が悪かったため、シミなどがあります 色紙には、目立った傷は有りませんが、経年変化等があることをご承知おきください。 箱には、傷みがあります。 全て画像にて確認下さい。 画サイズ：約27×24cm 色紙サイズ：約36×34cm 全12枚が揃った商品です。 状態はいいとは言えませんが 新品であることを、ご理解の上、よろしくお願いします。…