三枚網3反のセットです。 写真は同じ網のアバ→ヤ（鉛）の順で撮影しています。 中網はすべて3号、2寸2分で大目が 21-5 は7寸5分 21-6 は8寸 21-7 は8寸 です。全て手で手繰るように作ってあります。 基本、海底が砂地の場所で使用していました。カレイを中心にクロダイ、コチ、舌平目、アイナメ、カニなど三枚網なので色々かかりますが、中網の糸が細いので大きい魚は網を破って逃げることがありますから、たも網で掬って船に上げるようにしてください。 アバはすべて空気のアバです。空気のアバはアバ綱1本に縛るのでズレないように縛り目を全て横締めして縛ってあります。 3反とも大目と中網の合わせは大目ひと目を中網5つめで縛ってあります。うちで「5つめ」と呼ぶ縛り方です。アバとアバの間で大目を一つ取って（つだれ）手繰りやすくしています（写真8）。 あと、網を半反ずつ網さばきするために網の真ん中付近には目印のピンク色のビニール紐が結んであります（写真11）。 どの網も使う度に毎日繕っていて、必ず繕ったものを倉庫にしまう様にしていたので、これらの網も全て可能な限り破れは繕ってあります。多少目残しはあるかもしれませんが、その場合はご容赦ください。 各網の細かい仕様は写真の一覧表（写真12）をご参照ください。