嵯峨天皇による書、国宝「光定戒牒」の印刷(工芸品)になります。 光定戒牒とは光定は最澄の弟子、戒牒は受戒した僧尼に交付される身分証です。 嵯峨天皇が比叡山戒壇に尽力した光定に書いた戒牒です。 比叡山に戒壇を建立することが悲願であった最澄が亡くなった後、その意思を継いだ光定が尽力。 それを称え、嵯峨天皇は光定の戒牒を書いて与えました。 光定戒牒は楷書・行書・草書で構成された破体書です。 大きい字と小さい字が混じり、欧陽詢風と空海風が混在し共存しています。 曲線のうねりを強めた動的な体勢など欧陽詢的なものを感じます。 装飾的でしとやかで美しい感覚の部分は空海的です。 古谷 稔氏による解説つきです。 現在は延暦寺で所蔵されており、なかなか見かける機会は無いと思いますのでこの機会にぜひ手に取ってみていただきたい一点です。 ●サイズ 掛軸：幅62cm × 高さ125cmほど 書：幅59cm × 高さ36cmほど 共箱：幅8cm × 奥行70cm × 高さ7.5cmほど ●注意事項 ・状態は画像を良くご覧になった上、ご購入のご判断をお願い致します。古物・新品にご理解のある方、宜しくお願い致します。 ・商品についてのご質問や落札終了後のご返事は翌日のお昼過ぎとなります。また日曜日の夜～火曜日は都合により終日ご返答が出来ませんので、恐れ入りますが水曜日お昼過ぎまでお待ちくださいますよう、予めご了承下さいませ。 ・こちらのお品物は他のサイトにも出品しております。 他サイトにてご購入があった場合は、誠に申し訳ありませんがお取引をキャンセルさせていただきますのでご承知おきください。