ご覧いただき、誠にありがとうございます。 こちらは、アール・ヌーヴォー様式の金工細工による蝶文様のアンティークかんざしと帯留めのセットです。推測ですが、元々かんざしの蝶の羽部分に使用されていた翡翠が破損したため、帯留めにリメイクされたものと考えられます。左右対称の形状で、彫刻の模様も対になっており、帯留めとかんざしを重ね合わせると、石や金属の穴まで一致します。 かんざし： •蝶の羽部分に翡翠が使用された可動式デザインで、アール・ヌーヴォー特有の有機的な曲線美が特徴です。片方の翡翠は破損により別の石に交換され、現在は仮止めの状態です。ご要望があれば、エポキシ系接着剤で取り付けを行います。 帯留め： •元々かんざしの蝶の羽部分に使用されていた翡翠をリメイクしたもので、横向きの蝶が美しく表現されています。石にはヒビや割れが見られます。 金属素材： •サンプラチナ（Sun Platinum Metal）を使用しています。サンプラチナは1930年に加藤信太郎によって開発された合金で、ニッケル85%、クロム11%、銀3%、その他1%を含みます。プラチナは含まれていませんが、白金に似た美しい光沢と高い耐食性が特徴で、長期間使用しても変色しにくい素材です。 状態： •アンティーク品のため、経年による微細な傷や変色が見られる場合があります。詳細は写真をご確認ください。 参考価格： •同様の翡翠を使用したかんざしの市場価格は、状態やデザインによりますが、平均で約8〜120000円程度となっています。 帯留めに関してはデータが少なく、推測となりますが、4〜5万円程度の価値があると考えられます。 ご検討のほど、よろしくお願いいたします。 注意事項： •商品内容をコピーしての出品はご遠慮ください。 •商品の状態については、写真のとおりです。目立った汚れはありませんが、壊れた部分があります。