Analog Kickは、クラシックなアナログサウンドを手軽に扱える小型キックモジュール。FundamentalとContourの2つのパラメーター制御により、タムのようなアタック感のあるパーカッションや、TR-808のキックを派生させたようなベース的なサウンドを生み出すこのとできる、3HPのコンパクトなモジュールです。 こちらはTakazudo ModularがRecovery Effects And Devicesより正規のディーラーとして販売を許可された商品になります。 ## コンパクトながら多彩な表情を持つアナログ・キックモジュール Analog Kickは、アナログならではの太く密度のあるキックサウンドを、わずか3HPというサイズに凝縮した小型のドラムモジュールです。パラメーター操作によって、タイトなパーカッションから重みのあるローエンドまでをカバーし、幅広い音作りに対応します。 ## 直感的に扱える2つのパラメーター サウンドの調整には、FUNDAMENTALとCONTOURという2つのノブを使用します。 - FUNDAMENTALは主に音の高さに影響を与え、やや高めのアタック音から、ピッチの低いサブベース的な音まで可変します。 - CONTOURは音の長さや質感を調整し、アタックの短いパーカッシブな音から、持続音を伴う太い音までを生み出せます。 これらは独立して機能しつつ、組み合わせによって音のキャラクターが変わるため、限られた操作子ながらも幅のある音作りが可能です。 ## 基本的な構成と機能 TRIGGER入力にGate信号を入力すると発音し、OUT出力からオーディオ信号が得られます。FUNDAMENTALノブにはCV入力も用意されており、外部からのモジュレーションにも対応します。ただし1V/Octのピッチトラッキングには非対応のため、正確な音階制御よりも音色変化を重視した用途に向いています。 ## アナログらしい音の変化と応答性 Analog Kickのサウンドは、デジタルでは得にくいアナログ回路特有の滑らかな変化や微細なニュアンスが特徴です。例えば、ノブをゆっくり回すことで音色が段階的でなく連続的に変化し、より細かな調整が可能です。また、長めのサステインを設定した際に得られるわずかな歪み感や、芯のある低域は、複数の音が重なる中でも輪郭を保つ設計となっています。 ## パッチ内での役割 このモジュールは、キックやローエンドを担うパートとしてはもちろん、短くカットしてリズムアクセントにしたり、モジュレーションを加えてドローン的な使用も可能です。小型であるためシステム内での配置にも融通が利き、限られたスペースの中にパーカッシブかつ個性的な要素を加えることができます。 Analog Kickは、直感的な操作性とアナログ回路ならではの豊かな音色変化を備えたコンパクトなキックモジュールです。シンプルな構成ながら、モジュラーシンセにしっかりとした低音とリズムの土台を与える一台として、さまざまな構成の中に自然にフィットするでしょう。ロー感の強いキックやサブベース的サウンドをお探しの方にオススメしたいモジュールです。 ## 技術仕様 - 幅: 3Hp - 深さ: 16mm - 消費電力: 100mA +12V／0mA -12V／0mA +5V ## Recovery Effects And Devicesについて Recovery Effectsは、アメリカ・シアトル発の音響機器ブランド。ハンドメイドによる高品質なエフェクトペダルやモジュラーシンセ用モジュールを製造し、独自のサウンドデザインと個性的な機能で多くの音楽クリエイターに支持されています。 ## オマケ: 電氣美術研究會モジュラー小物セット付き モジュラーシンセをもっと多くの方に触って欲しいという願いの元、電氣美術研究會さまにご協力頂き、モジュラー小物セットを本商品にバンドルさせて販売させていただいております。 パッチケーブルや電源ケーブル、ドレスナットのサンプルセット、モノラルスプリッターなど、内容は時期に応じて変化します。商品に同梱しますので是非お試し下さい！ --- この商品説明は、以下当店Webサイトの簡略版です。 併せてご参照頂けますと幸いです。 Recovery Effects And Devices: Analog Kick | Takazudo Modular https://takazudomodular.com/notes/2025-04-22-recovery-analog-kick-intro/ --- #モジュラーシンセ #モジュラーシンセサイザー #modularsynthesizer モジュラーシンセ modularsynthesizer modular synthesizer モジュラーシンセサイザー